SSブログ

流行のMX Linux しかし [Linux初心者]

◆MX Linuxという一見よさそうなディストリビューション
当初、立ち上がりがひょっとしてLinuxMintより速い気がしたMXではあるが、VirtualBoxで文字を打っていると突然バタッ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと止まったまま10秒以上動かないことがあって、なんとなくこの間実験していたところのManjaroを彷彿とさせる。
ひょっとして仮想環境と相性が悪いのかも、USBメモリーにチャラっと焼いてみるか、と思ったのが敗因というお話。

◆WindowsUpdateとGRUBの敵対意識
これが異常に燃え上がっている。「WindowsUpdateとGRUB」でGoogleで検索すると
各所で怨嗟の声が響き渡っている。いわく
・Windows 10 creators update 適用1週間後くらいに ubuntu を boot できなくなった
・windows10の半強制アップデートの恐怖; 無慈悲なgrub rescue;
・デュアルブートしていることを忘れて、1903を適用してしまいめでたくGRUBが死にま
・Windowsをアップデートしたら勝手にパーティションを作ってまたGRUBがrescueモード
当方も一部GRUBを使っていたはずが、いつのまにかマルチ環境ではなくなっていた。
まあVirtualBoxで間に合っていて必要ないんだけど。
そして、いざ使おうとすると、まるで立ち上がらない。
GRUB書き直し?いやー。それは悪魔のささやき。

◆デュアルブート?もはやそういう時代でもなかろう
「LinuxとWindowsをデュアルブートするのは止めたほうが良い」
これでググってみると、同じく各所で怨嗟の声が
同じメディアに複数のOSを共存させるのは基本的にMicrosoftはNGにしたいらしく。
気持ちはわかる。
メディアも大容量、安くなったし。
別のOS立ち上げたければ、メディアを分けてインストールして、立ち上がり時に(F11とかF8とかを押して)Boot Select Menuをだせばいいだけ。
‥でもインストールするときに入るのでGRUBの魔の手からは逃れられない。
そして設定を間違えるとWindowsからなにから起動しなくなる。

◆2つの陥穽 GRUBとGParted
素人が落ち込む穴はたいがいこれなんじゃなかろうか。
MX Linuxのインストールそのものは全く簡単。前回書いたように日本語インストールのところだけ気を遣うが、かつてのMintのほうがずっとややこしい。
が。
・GRUBの設定でインストール先を自分自身のUSBメモリーを間違いなく指定すること。
・USBメモリーにGPartedでswap領域を作ったうえで、インストール時の指定で間違いなくそこを指定するように。
どちらも(特にあとのほう)、間違えると悲惨なことになる。
なお、GRUBのインストール先を間違えてWindowsが立ち上がらなくなったら、(1)回復DISKで立ち上げて、(2)コマンドをたたくと直る。
‥(1)普通はDVDに焼いてあるはず。そういう準備をしていない人は再インストールかも。で、ここでもワナがあって、BIOSでWindows10モード(UEFI)にしないと立ち上がらない。なかなかこれに気づかない。これはあとで元に戻さないとこんどはLinuxが立ち上がらないはず。たぶん。
‥(2)前に書いたコマンド。コマンドプロンプトから、
bootrec /fixmbr

で、どうなのかというといまのところ特にどうということもない。立ち上がりが速いことは速い。
ただ一点。アップデート(アップグレード)は、指示されたものだけにすること。次から正しく動かなかった。
常用するにはちょっと不安がのこる。

追記:LibreとThunderbirdの日本語化で躓く。ここ飛ばさないとだめ。あと、フォントを入れたほうがいい。
Noto: https://blog.ss-blog.jp/MyPage/blog/
MigMix: http://note.kurodigi.com/free-font2019/


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。