(うまく行った)Windows11対応、MBRをGPTへ、つまりBIOSからUEFIへ、MBR2GPT [PC更新]
◆ここまで来たんだからやってみる
前回の続き
この軽はずみが死を招くことは往々にしてある。だがコマンドが通っているんだから、やればどうにかなるだろう的な。
結論から言って、うまく行った。なのでいま書けるわけだが。
mbr2gpt /convert /disk:0 /allowFULLOS /map:222={EBD0A0A2-B9E5-4433-87C0-68B6B72699C7}
{}内の大文字小文字は関係ない。
同じような経緯で同じようにうまく行って、PC立ち上げをBIOSからUEFIに変えて再起動。
ドキドキの確認で、おおっと。
謎のディレクトリがいくつかできているが、いまは触らない。
いまSSDが高値で張り付いているので、もう少し安くなったらバックアップして(HDDだと取り扱いが面倒…)、実験してみる手。
◆ということでまとめ
◆おまけ:HDDスタンドの熱が
HDD2台ならべると相当な熱量では…。1台だと36-42度と、まあ、まあ。で、当方はこの1台がファイル定時バックアップ用なので外せない。SSDが安くなったら2台体制にもなろうが、まあいまはやめておく。
◆おまけ:USB起動Linuxはどうする
これからの課題だがあえてLinuxをUEFI起動にすることはないように思えてきたところ。いまのPCでWindows11ご所望のセキュアブートにしたらどうなっちゃうのか、不安。まあ一回はやってみる価値はあるが。
前回の続き
この軽はずみが死を招くことは往々にしてある。だがコマンドが通っているんだから、やればどうにかなるだろう的な。
結論から言って、うまく行った。なのでいま書けるわけだが。
mbr2gpt /convert /disk:0 /allowFULLOS /map:222={EBD0A0A2-B9E5-4433-87C0-68B6B72699C7}
{}内の大文字小文字は関係ない。
同じような経緯で同じようにうまく行って、PC立ち上げをBIOSからUEFIに変えて再起動。
ドキドキの確認で、おおっと。
謎のディレクトリがいくつかできているが、いまは触らない。
いまSSDが高値で張り付いているので、もう少し安くなったらバックアップして(HDDだと取り扱いが面倒…)、実験してみる手。
◆ということでまとめ
- クローンを作成(HDDスタンドを買うとかHDD/SSD買うとかいろいろ)。わりとここは重要だがクローンを作ったところで、そこから戻せないと意味がない。そこまで確認する必要がある。か、あるいはいちかばちかやってみてダメならクリーンインストールするかだけど‥。起動ドライブが2Tくらいあると、えーい面倒だやっちゃえ、になりそう。
- 起動ドライブのボリュームを整理して、3つ以下にする。自信があれば先にやっても可。普通起動ドライブは disk0だと思うからそう書いているが、違う場合は適宜読み替え(このくらいわからないならやめたほうがいいと思われる)。
- mbr2gpt /validate /disk:0 /allowFULLOS で、エラーが出るかどうか。エラーの内容はc:\windowsの下のsetuperr.log なので中をよく見る。通っていればよし。
- MBR partition type 222 のエラーが出ていたらmap:222={EBD0A0A2-B9E5-4433-87C0-68B6B72699C7} 、またはtype 18 だったらmap:18= ....... を追加して、もういちど/validate 。
- これで通ったら、祈りつつ、 mbr2gpt /convert /disk:0 /allowFULLOS /map:222={EBD0A0A2-B9E5-4433-87C0-68B6B72699C7}
- 祈りがかなえられたら再起動して即起動オプションをUEFIに変えて、もう一度再起動するとめでたくWindowsがたちあがる。めでたい。
◆おまけ:HDDスタンドの熱が
HDD2台ならべると相当な熱量では…。1台だと36-42度と、まあ、まあ。で、当方はこの1台がファイル定時バックアップ用なので外せない。SSDが安くなったら2台体制にもなろうが、まあいまはやめておく。
◆おまけ:USB起動Linuxはどうする
これからの課題だがあえてLinuxをUEFI起動にすることはないように思えてきたところ。いまのPCでWindows11ご所望のセキュアブートにしたらどうなっちゃうのか、不安。まあ一回はやってみる価値はあるが。
(続)Windows11対応、MBRをGPTへ、つまりBIOSからUEFIへ、ダイナミックディスクって何?電源入らないのはおまけ [PC更新]
◆わかった、やってみるよ
前回の続き
魔法のコマンドは(注:コピペ実行不可です)
mbr2gpt /validate /disk:0 /allowFULLOS /map:222={af9b60a0-1431-4f62-bc68-3311714a69ad}
2つのサイトからのつぎはぎだが、少なくとも Validation completed successfullyなので、どうにかはなりそう。
…とはいえ、さすがにバックアップしないわけにはいかない。バックアップ用に投資。どうせ買うつもりだった「お立ち台」形式の外部HDDスタンド(※注 アフィ入ってます)
を購入。SSDを外して、Cドライブとして以前使っていたHDDにコピー。数時間で終了。お手軽。
◆(番外編)SSDをつけなおすと起動しない
作業中は当然電源ケーブルごと抜いてある。SSDセットしなおして、ケーブル差し込んで、電源ON…ガーとファンが回って、止まって、またファンが回って、止まって…
メモリーの読みそこない、ほこりが影響、ケーブルのゆるみ、いろいろ情報があってわからない。むかしあったのは、CPUファンからマザーボードに向かうケーブルのコネクタのゆるみ。マザーボードをいろいろ押したり吹いたりして直る。これはそのうちこわれそう。
※1
◆まず、UEFI立ち上げに変更しないとダメ(当然)
それはあたりまえ。これができなきゃ話にならない。
再起動後、祈りながら待つと、Windows立ち上げ画面が。記念すべきUEFI立ち上げの一瞬です。
explorerでもきちんと全ファイルが見られる。そりゃそうだ。
めでたしめでたし…
◆ディスク管理でみると、あれれ?
起動SSD、つまりCドライブを含むSSDが、「無効」「ダイナミックディスク」というステータス。
その後いろいろ調べると、別に使えなくはないし、メリットもなくはないが、本家MSさんとしても非推奨になっているとか。
「ダイナミック ディスクをベーシック ディスクに再変換するには、ディスクからすべてのボリュームを削除し、ディスク上のすべてのデータを完全に消去する必要があります。」
おいおいおい…。
一旦全部領域開放、その後Testdiskで復活という手もあるそうだが、Cドライブはシステムディスクだからめんどくさい。
バックアップからクローンし直すほうが手間はない。 うまくHDDにクローンされていればだけど。
◆というわけで、原因
DELL本家サイトで示されているGUIDは、AF9B60A0-1431-4F62-BC68-3311714A69AD で、
英文wikiではLogical Disk Manager data partition となっていて、まあそんなもんかとそのままで実行したが、これはやはりBasic data partitionでないとダメなんじゃなかろうか。つまり、EBD0A0A2-B9E5-4433-87C0-68B6B72699C7
でもこれでコマンドが通るか?やってみると‥
あ、なんだ、いけそうじゃん。やればできそう。やれば。
次回、衝撃の結末は???
※2
※1 A_Different_PerspectiveによるPixabayからの画像
※2 AsterixaによるPixabayからの画像
前回の続き
魔法のコマンドは(注:コピペ実行不可です)
mbr2gpt /validate /disk:0 /allowFULLOS /map:222={af9b60a0-1431-4f62-bc68-3311714a69ad}
2つのサイトからのつぎはぎだが、少なくとも Validation completed successfullyなので、どうにかはなりそう。
…とはいえ、さすがにバックアップしないわけにはいかない。バックアップ用に投資。どうせ買うつもりだった「お立ち台」形式の外部HDDスタンド(※注 アフィ入ってます)
を購入。SSDを外して、Cドライブとして以前使っていたHDDにコピー。数時間で終了。お手軽。
◆(番外編)SSDをつけなおすと起動しない
作業中は当然電源ケーブルごと抜いてある。SSDセットしなおして、ケーブル差し込んで、電源ON…ガーとファンが回って、止まって、またファンが回って、止まって…
メモリーの読みそこない、ほこりが影響、ケーブルのゆるみ、いろいろ情報があってわからない。むかしあったのは、CPUファンからマザーボードに向かうケーブルのコネクタのゆるみ。マザーボードをいろいろ押したり吹いたりして直る。これはそのうちこわれそう。
※1
◆まず、UEFI立ち上げに変更しないとダメ(当然)
それはあたりまえ。これができなきゃ話にならない。
再起動後、祈りながら待つと、Windows立ち上げ画面が。記念すべきUEFI立ち上げの一瞬です。
explorerでもきちんと全ファイルが見られる。そりゃそうだ。
めでたしめでたし…
◆ディスク管理でみると、あれれ?
起動SSD、つまりCドライブを含むSSDが、「無効」「ダイナミックディスク」というステータス。
その後いろいろ調べると、別に使えなくはないし、メリットもなくはないが、本家MSさんとしても非推奨になっているとか。
「ダイナミック ディスクをベーシック ディスクに再変換するには、ディスクからすべてのボリュームを削除し、ディスク上のすべてのデータを完全に消去する必要があります。」
おいおいおい…。
一旦全部領域開放、その後Testdiskで復活という手もあるそうだが、Cドライブはシステムディスクだからめんどくさい。
バックアップからクローンし直すほうが手間はない。 うまくHDDにクローンされていればだけど。
◆というわけで、原因
DELL本家サイトで示されているGUIDは、AF9B60A0-1431-4F62-BC68-3311714A69AD で、
英文wikiではLogical Disk Manager data partition となっていて、まあそんなもんかとそのままで実行したが、これはやはりBasic data partitionでないとダメなんじゃなかろうか。つまり、EBD0A0A2-B9E5-4433-87C0-68B6B72699C7
でもこれでコマンドが通るか?やってみると‥
あ、なんだ、いけそうじゃん。やればできそう。やれば。
次回、衝撃の結末は???
※2
※1 A_Different_PerspectiveによるPixabayからの画像
※2 AsterixaによるPixabayからの画像
Windows11対応、MBRをGPTへ、つまりBIOSからUEFIへ、するとMBR2GPT(追記あり) [PC更新]
(追記21/8/10)
◆Windows11はUEFI必須とやら
Secure Bootを有効化したUEFI起動、TPM 2.0チップ搭載と、小うるさいことを言ってくれる。
さらにCore i5-7xxxxもダメ、といっていたが、これは訂正された。(あるいは本家)
で、こちらサイドでいちばんめんどうなのはUEFI起動、つまりMBRではなくGPTにしなさいというやつで、UEFI起動だとUSBメモリーでのLinux起動がやたらめんどくさくなる。作り直すのはさらにめんどくさい。
◆MBR2GPT
変換ツールはいくつかあって、AOMEIというのは検索すると先頭で出てくる(から、あえてリンクはしない)。
あとは前回HDDからSSDにコピーするとき使ったEASEUSというツール。
最新版は有料になったとのうわさ。ちょっとな…。
あとは表題のMBR2GPT。MS謹製のこのツール、もちろんコマンドプロンプト実行となる。
で。こいつはいろいろ厄介なようで、オプションがいろいろある。
MBR2GPT /validate|convert [/disk:] [/logs:] [/map:
ちょーっと先達がいないとわからないですね。
※1
◆先達の苦労のあと
もともとプレインストール環境向けらしく、普通に実行しても門前払いを食う。
幸いなことにvalidate コマンドがあるので、これでテスト可能。まずは
mbr2gpt /validate /disk:0
これは当然エラー。
mbr2gpt /validate /disk:0 /allowFULLOS
これで通れば、テストOK。しかし通らない。エラーはc:\windows\の下にあるsetuperr.logでわかる。空白はeditした↓
Error ValidateLayout: Cannot map MBR partition type 222. Please supply custom mapping through the command line.
Error ValidateLayout: Too many MBR partitions found, no room to create EFI system partition.
Error Disk layout validation failed for disk 0
2つのエラーがあるようだ。上のほうは検索すると、type 18のときの例を発見。https://blog.yyyak.com/post/uefi/
しかしこれはtype 222では使えないだろう。上記のサイトからたどって、英文wikiを当たる。
https://en.wikipedia.org/wiki/GUID_Partition_Table
…が、わかりませんね。
type 222で検索。DELLのサイトがヒット。ちなみにこちら。
ずっと下のほうに
というコメントがある。af9bほにゃららは、wikiだと「Logical Disk Manager data partition 」のGUIDのよう。
ぜんぜん意味が分からないが、このコマンドでいけるんじゃないか?
◆ではやってみ…やるわけない。
mbr2gpt /validate /disk:0 /allowFULLOS /map:222={af9b60a0-1431-4f62-bc68-3311714a69ad}
これでどうなるか。
すると、上の方のエラーが消えた。のこりは
Error ValidateLayout: Too many MBR partitions found, no room to create EFI system partition.
こちら。パーティションが4つあるからダメと言うことらしい(このへんとか)(、このへんとか)
回復パーティションは前のHDDのなごり(もとはDELL)だから、消せるはず
しかしこの領域と「OEMパーティション」はWindowsで管理されていないので、簡単には消せない。Linuxで立ち上げてgpartedでつぶせばよさそう。
やる?いまやる??
いやー…。新しくSSD買って、クリーンインストールすべきではないか??
ここまでやってきてから言うのもなんだが。
※2
(追記)
Linux Mint使ってgpartedで領域1つつぶしたあと戻ってきて上記コマンド実施。
MBR2GPT: Validation completed successfully
なので、やればできそう。やれば。
続きはこちら
※1Carabo SpainによるPixabayからの画像
※2Gerd AltmannによるPixabayからの画像
◆Windows11はUEFI必須とやら
Secure Bootを有効化したUEFI起動、TPM 2.0チップ搭載と、小うるさいことを言ってくれる。
さらにCore i5-7xxxxもダメ、といっていたが、これは訂正された。(あるいは本家)
で、こちらサイドでいちばんめんどうなのはUEFI起動、つまりMBRではなくGPTにしなさいというやつで、UEFI起動だとUSBメモリーでのLinux起動がやたらめんどくさくなる。作り直すのはさらにめんどくさい。
◆MBR2GPT
変換ツールはいくつかあって、AOMEIというのは検索すると先頭で出てくる(から、あえてリンクはしない)。
あとは前回HDDからSSDにコピーするとき使ったEASEUSというツール。
最新版は有料になったとのうわさ。ちょっとな…。
あとは表題のMBR2GPT。MS謹製のこのツール、もちろんコマンドプロンプト実行となる。
で。こいつはいろいろ厄介なようで、オプションがいろいろある。
MBR2GPT /validate|convert [/disk:
ちょーっと先達がいないとわからないですね。
※1
◆先達の苦労のあと
もともとプレインストール環境向けらしく、普通に実行しても門前払いを食う。
幸いなことにvalidate コマンドがあるので、これでテスト可能。まずは
mbr2gpt /validate /disk:0
これは当然エラー。
mbr2gpt /validate /disk:0 /allowFULLOS
これで通れば、テストOK。しかし通らない。エラーはc:\windows\の下にあるsetuperr.logでわかる。空白はeditした↓
Error ValidateLayout: Cannot map MBR partition type 222. Please supply custom mapping through the command line.
Error ValidateLayout: Too many MBR partitions found, no room to create EFI system partition.
Error Disk layout validation failed for disk 0
2つのエラーがあるようだ。上のほうは検索すると、type 18のときの例を発見。https://blog.yyyak.com/post/uefi/
しかしこれはtype 222では使えないだろう。上記のサイトからたどって、英文wikiを当たる。
https://en.wikipedia.org/wiki/GUID_Partition_Table
…が、わかりませんね。
type 222で検索。DELLのサイトがヒット。ちなみにこちら。
ずっと下のほうに
I had the same issue on a Dell E7270. I used the example given and it worked flawlessly for me. For example... mbr2gpt /convert /disk:0 /map:222={af9b60a0-1431-4f62-bc68-3311714a69ad} /allowFullOS
というコメントがある。af9bほにゃららは、wikiだと「Logical Disk Manager data partition 」のGUIDのよう。
ぜんぜん意味が分からないが、このコマンドでいけるんじゃないか?
◆ではやってみ…やるわけない。
mbr2gpt /validate /disk:0 /allowFULLOS /map:222={af9b60a0-1431-4f62-bc68-3311714a69ad}
これでどうなるか。
すると、上の方のエラーが消えた。のこりは
Error ValidateLayout: Too many MBR partitions found, no room to create EFI system partition.
こちら。パーティションが4つあるからダメと言うことらしい(このへんとか)(、このへんとか)
回復パーティションは前のHDDのなごり(もとはDELL)だから、消せるはず
しかしこの領域と「OEMパーティション」はWindowsで管理されていないので、簡単には消せない。Linuxで立ち上げてgpartedでつぶせばよさそう。
やる?いまやる??
いやー…。新しくSSD買って、クリーンインストールすべきではないか??
ここまでやってきてから言うのもなんだが。
※2
(追記)
Linux Mint使ってgpartedで領域1つつぶしたあと戻ってきて上記コマンド実施。
MBR2GPT: Validation completed successfully
なので、やればできそう。やれば。
続きはこちら
※1Carabo SpainによるPixabayからの画像
※2Gerd AltmannによるPixabayからの画像